ライニングの型を作るため、MDFの板にサイドの型のサイズに合わせて線を引き、更に4~5mm内側(ライニングの厚み)にもう一本線を引く。
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引いた線に合わせて糸鋸で切り出す。
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切り出した内側と外側の両方ともやすりで外形を整え、もう三枚MDFを切り出し、ルーターで形をコピーし、2枚ずつ接着剤で張り合わせ、接着後スクレーパーで外形を再度整える。
内側の型にはクランプをかけるための適当な大きさの穴を空けておき、外側の型はクランプがかけ易いような形に切り出しておく。
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次に”SOLERA”というギターを組み立てるときに使用する型を作る。まず、作っておいたアクリルのテンプレートのをMDFの上において、6cm程外側に外形を書き、ネックのナット部分よりも少しだけ短くなるようにネックを載せる部分を書く込む。IMG_20140817_111511
これを糸鋸で切り出し外形をやすりで整える。もう一枚をちょっと大きめに切り出して、位置合わせようのダボで固定し、ルーターで同じ形にトリミングする。
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内側のサイズがテンプレート、外側のサイズが作製したSOLERAの台ぐらいになるようにリムに使用する板をMDFから切り出し外形を整える。更に左右5cm~6cmぐらいの高さにするのに必要な枚数をルーターでコピーして作る。
作製したリムの一番下の部分に使用するものは台との位置決めのためのダボ穴を空けておき、その後でリム同士を接着剤で接着しする。
このリムと台は取り外し可能なようにする。参考にしている本ではちゃんとボルト止めできるように作っているが、たぶんダボで十分だろうと思うのでダボを埋め込んで終わりにした。
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出来上がったリムをスクレーパーで削ってで外形を整える。初めは金属やすりや紙やすりで削っていたのだけれども、途中でスクレーパーを使ってみたら断然やり易かった。
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4mm厚の適当な加工しやすい板を、表板の下側のブレースのすぐ下の部分から下側の部分のでリムの内側に入るように切り出し、接着する。参考にしている本ではまず板を接着し、リムのサイズに合わせて不要部分を削り取っているが、先に外形を切り出しリムのサイズに合わせておいた。
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接着する際はリムをSOLERAにダボで接続した状態で位置合わせをして板を張り合わせた。
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その後リムを取り外し、板をクランプ。このとき、先にダボを台に接着してしまっていたのだが、このクランプにも邪魔だし次のかんながけにも邪魔だったので、ダボの接着は最後の方が良い。
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接着が完了したら接着した板を斜めに少しドーム型になるように(中心部分が凹むように)削る。まず、ルーターで1mmステップぐらいで段々に荒削りを行う。
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その後、かんなを使って斜めに削って行く。
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最後に紙やすりで滑らかに仕上げる。
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