20mm厚のマホガニー板からネックを作っていく。ヘッド部分をへの字にジョイントするため、鉛筆で切り取る場所を斜めに線を書いておき、その線に沿ってバンドソーで切る。

切り取った部分を向きを変えてへの字に接着。

板を重ねてネックブロックを接着する。今回は3枚接着し、65mm程度の厚みとした。

スチール弦用のネックにはトラスロッドを埋め込むための溝をルーターで掘る。今回は先にヘッド部分の幅を広げるための板を接着してしまったのでやり難くなった。先にやらないといけない。
ネックの位置決めをするガイドの位置を決め、ルーターで一気に削る。

溝にトラスロッドを嵌め込み、ちゃんと嵌るように溝を微調整する。

溝と同じ幅の硬い木(指板の一部を切り取ったローズウッドを使用)でトラスロッドを固定するために接着する。

接着剤が乾いたらはみ出ている部分を削り取ってネック表面を平らに仕上げる。

ヘッドプレートを取り付け、糸鋸で大体の形に切り取る。

ルーターで型に合わせて外周部分を削り取り、仕上げる。ガット弦用のネックは、糸巻き部分の穴空けも一緒にやっておく。

ネックブロック部分を仕上げるため、糸鋸で荒く切り出し、のみ・ナイフで削りだした後、やすりで仕上げる。