ギター製作-8

ヒールブロック材がちゃんと接着したらはみ出している部分をかんなで削って、サイドが表面に対して垂直になるように仕上げる。

側板を差し込む部分と切り取る部分を鉛筆で書く。側板は少し斜めに差し込むので、そのように角度をつけておく。

側板を差し込む部分を、表面側は36mm、裏側は10mm残るように斜めにのこぎりで切り込んでいく。

切り込みにスクレーパーを差し込んで、再度のこぎりで幅を切り広げる。

余分な部分を切り取る。表面側は44mm残して裏側で32mmになるような斜め線に沿って、裏側に18mm厚で側板を差し込む位置から72mm残るようにする。

ヒールブロックのサイド部分を、表側が60mm、裏側が40mm残るように線を描く。

この線に沿ってサイドを切り取る。

適度に丸みが付くようにのみややすりでラフに仕上げておく。

ヒールのサイド部分から切り取る部分の曲線を描く。

これをバンドソーで切り取れるといいのだが、糸鋸では厚すぎて切り取れないので、ドリルを使って両方から穴を空けていく。

さらにのこぎりでサイドも出来る限りカットする。

ナイフ、のみ、やすりなどを使ってヒールのだいたいの形を整えておく。