先生に出来上がりをチェックしてもらったところ、表板・裏板ともに厚すぎるとので少し薄くした方が良いと言われ、再度削ることとなった。全面を均等に削るのではなく、外周を主に削って中央部分はそのまま残す。まず、80番で大体削っておく。IMG_20130615_140325

その後、120番、220番、320番、400番と順番に仕上げる。IMG_20130615_154414IMG_20130615_154400

仕上げ完了後、着色剤入りの目止め材を塗る。指版以外全体に目止め材がしっかりと木目に入り込むように木目に対して直交するように擦り込む。IMG_20130615_164053

30分ほど乾かした後に二度塗りをしたのだが、ムラができないように余分な目止め剤を拭き取っているときに親指の爪でネックを引っ掻いてしまい、傷が入ってしまった。IMG_20130615_173418

どうしようかと相談した結果、傷つけた部分を320番、400番で削り直して再度目止め剤を塗布した。目止め剤が乾く前に削ったので少し表面が粗くなり若干痕が残ったが、修正前よりは良くなった。IMG_20130615_175504

全体にムラがないか再度チェックして乾燥待ち。IMG_20130615_175531