ギター製作-14
側板をネック、フットブロックと接着し組み付ける。まず、フットブロックを幅76mm、厚み12mmで仕上げておく。この幅に合わせてサイドに付いているライニングを削り取る。また、ネック側のライニングも同様に削り取っておく。
接着剤を付けずに型に入れて組み付けを行い、側板がネックに切り込んでおいた溝にちゃんと嵌ることを確認しておく。次に接着剤が不要部分に付かないようにマスキングテープを貼り、接着剤を溝に塗り込み接着する。この際、ネックがボディに対して真直ぐになるようにちゃんとクランプしておく。
本来この際、側板の下に表板と同じ厚みの板(あるいは表板自体)を入れておいて表板の表面とネックの高さが揃うようにおく必要があっただけれども忘れてしまったので後で削るはめになってしまった。
接着剤が乾いた後、フットブロックと側板を接着する。
バットスリップを入れる部分の溝を掘っておくため、バットスリップの幅にきっちり合わせてのこぎりで切り込みを入れる。
彫刻刀、のみで不要な側板を削り取り、表面がフラットになるように仕上げておく。
ネックの根元部分を表板を接着した際に表面の高さが揃うようにルーターで粗く削った後、仕上げておく。同時に、サイドを削って高さ調整をしておいた。
型に表板と側板を入れて、ファンブレーズの位置にカッターで印をつける。
印をつけた部分を彫刻刀などで溝を堀り、表板と側板がちゃんと組み合わさるように仕上げておく。
側板の内側とファンブレーズを塗装しておく。厚めに2回シェラックを塗り、一度紙やすりを軽くかけた後、もう一度シェラックを塗っておいた。
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