パーフリングを作るため、白の付き板を2枚、茶色と黒色の付き板を各一枚用意する。

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これを外側から白茶白黒の順に一枚ずつ貼り合わせて型に固定する。

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接着剤が乾燥したら取り出して、四本に切り分けていく。切り分けるとかんながけしにくくなるので、まず両端をかんなで削って直線を出しておく。次にカッターで中央部分で二つに切り分け、切り出した部分をかんながけして直線に仕上げる。最後に各々カッターで中央で切り分ける。これで片側が直線に仕上がった左右二組のパーフリングが出来上がる。カッターで切り分けた部分は直線が出ていないが、ボディに接着した後で削るのでそのままにしておく。

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ビンディングを接着するための溝を掘る。冶具にルーターを取り付け、不要な木材を使ってルーターの刃の高さと深さを合わせた後、ボディの表裏共にトリマーで削れる範囲を削る。

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続いてパーフリングを接着する溝をビンディングの溝の内側に深さ1mm程度に削る。

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ルーターで削れなかった部分にテンプレートを当てて彫刻刀、カッターなどで手で削って仕上げる。センターパッチの部分はパーフリングと合わせるので、斜めに削っておく。

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パーフリングとビンディングの接着の仮止めテープをはがす際に表板が捲れてように保護するため、外周にシェラックを塗っておく。

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接着剤をボディに付け、パーフリングをテープで固定していく。

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接着剤が乾いたらテープをゆっくり剥がし、かんなで余分な部分をラフに削っておく。ビンディングを接着する面からもはみ出した接着剤などを削り取っておく。

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同様にビンディングを接着していく。ビンディングは側板のあまりにパーフリングと同じ付き板を貼り付けて作っておいたものを、ベンディングアイロンで側板のカーブに合わせて曲げていく。固定はテープで行うのでほぼほぼ同じ形に仕上げて置かないとちゃんと接着できない。

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パーフリングを斜めに削ってバットストリップをはめ込むための溝を作り、バットストリップもその形に合わせてカットし、接着材で接着する。

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ヒールキャップを切り出し、接着する。

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ビンディングのはみ出している部分をかんな、スクレーパーでラフに削っておく。

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