ウクレレ製作2-9
接着剤を付ける前に表板、ネックの位置合わせをしっかりと行っておく。接着の際、接着剤が型に付かないように間に木を挟むこととした。
接着剤を付けて、ネック、表板、下ブロックを固定する。やってみた感じでは”classical guitar making”の記載の通り、先にサイドと下ブロックを接着してから表板、ネックと接着した方がやり易いように思えた。一緒に接着してしまったためにクランプを全部止めるのに結構苦労した。
接着完了後。ネックとボディの間に結構隙間が空いてしまった。これは、主にサイドの曲げが不十分だったことに起因していると思う。ネックに差し込んだ際に外側がネックに押し付けられるようにちょっときつめに曲げておいかないと隙間なく接着するのは難しい感じ。
この隙間を放置しておくと塗装で苦労するのは目に見えているので、まず薄く削った木を差し込み接着し、さらに木の粉を接着剤と混ぜてできるだけ隙間を埋めた。
ボトム部分にバインディングと同じ材質(エボニー)の木を入れ込む。まず、削る部分に鉛筆でラインを引いておく。
のみ、彫刻刀などを使ってサイド板を削り取り、板をはめ込んで接着。
表板を接着する前に、MDFに紙やすりを二枚貼り付けた板で、全体が平らになるようにやすりをかける。ネック側が少し低くなるように削ったが、好み次第。
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